庭匠 風彩 庭のお手入れSI

空石積の改修
芝山仁王尊・観音教寺

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慶応年間(江戸末期)に築造された石垣です。
老朽化と樹木の根が侵入したことにより崩落の危険があった為、修復工事を行いました。
全ての石を取り外した後、改めて元通りに積み直す作業です。高低差3mを超す石垣で
すが、当時の施工方法にならい、コンクリートなどを一切使わない「空積」という工法で施
工しました。
この工事は独立後に師の手伝いとして携わらせていただきました。